ラミクタール服用での性障害

ラミクタールは双極性障害の治療薬として、ここ最近注目されているお薬です。その特性としては、双極性障害において出現する気分的なエピソードの再発や再燃を抑える働きがあることが知られています。しかし、まだまだラミクタールの有効性や安全性までは確立されていないのが現状です。またラミクタールを服用する際にみられる再発・再燃の効果は認められています。その反面出現する副作用には、発疹や頭痛、胃腸障害などが目立っているようです。服用されている期間中であまり効果がなかった場合の増量は特に注意を要します。増量はリスクを伴うことは以前から言われていることです。気を付けてください。またラミクタール使用時の痒みはどうでしょうか。この場合、抗てんかん薬との併用は皮膚の副作用がおこる可能性が考えられます。皮膚の副作用は薬疹といい、服用開始からおよそ2ヶ月以内に出現します。その他にも目の乾きはないでしょうか。鑑別を必要とする疾患には、重症な薬疹であるスティーブンス・ジョンソン症候群は目や口などの粘膜症状を伴うことがいわれています。これらは緊急性も高く、できる限りすみやかに医療機関に相談するべきと考えます。また最近言われていることに、双極性気分障害の方がラミクタールを限界量服用することで性欲の低下が見られたというものがあります。このような苦しみをお持ちの方も多いのではないでしょうか。とある話では、性欲低下というよりは勃起不全状態に陥ってしまい、性交時に挿入ができない状態になったとの報告もあがっています。それらの症状が回復するにしたがって性欲も回復し、挿入も射精もできるようになったとのことです。薬の服用量そのものを減らせば性欲は回復するでしょう。しかしそれでは症状の悪化を招くことにもなりかねないのです。まずは焦らずに双極性障害を改善させることに専念するのも大切なのではないでしょうか。